環境計量士試験対策

環境計量士試験対策

環境計量士試験の個別の項目の私なりの対策をまとめました。独学なので、他の人はどうなのか知らず、私のケースが一般的なのかはわかりませんが、ご参考に。

 

★環境計量に関する基礎知識(化学)対策
初めに過去問をやったところ、思ったより点がとれず、基礎から復習をしたほうがよいと思いました。難易度はセンター試験と同じかそれよりちょっと上のレベルぐらいだと感じました。環境法についてはそれほど複雑ではないので少し勉強すれば、あまり間違わなくなりました。
ある程度化学の知識があれば、「環境計量士の近道」と問題集「環境計量士への近道 演習編」「環境計量士国家試験問題の正解と解説」だけで合格点はとれると思います。
大学レベルの問題もありますが、大学の教科書はわかりにくいので、もしも持ってなけでばわざわざ買う必要もないと思います。

 

★化学分析概論及び濃度の計量対策
こちらは明らかに大学レベルの化学です。私は大学で化学を専攻していましたが、分析化学は専門ではなかったので、一から勉強でした。「環境計量士の近道」と大学で少し使っていた分析化学の教科書で勉強しました。
この項目も過去問を何度もこなしていると、要点がわかってきます。難しいと思っても、全部を覚える必要はないのです。

 

★計量関係法規
ここでは計算問題が無いので、気分的には楽でした。言ってみれば法令を覚えるだけ。覚えることは多いかもしれませんが、過去問と似たような問題もよく出されるので、比較的勉強もしやすく、点も取りやすいと思いました。
難しいとは思いませんでしたが、勉強はいつも眠たくなりました。
なお、試験時間は70分ですが、過去問も本番も30分以内で完答できました。

 

★計量管理概論
ここでは統計学の知識が問われます。「化学分析概論及び濃度の計量対策」と並んで難関でした。満点を取る必要はなく、また、適当に答えても5択なので20%は正解するはずと、難しい部分は捨ててました。ここも結局は問題演習を重ねて、実力をつけました。完全にわかってなくても、5択の問題を2択までに絞り込めればまあまあOKと思ってました。