環境計量士の資格は就職の役に立つか?
環境分析の事業所に就職したいのなら、間違いなく役に立つでしょう。就職に必要な資格として「環境計量士」をあげている事象者も少なくありません。
環境分析ではなくとも、私のように環境関連の会社では資格を持っていれば評価はされると思います。私も就職の面接の時、面接官に「ホー」という感じの反応がありました。
環境の仕事に就きたくて、大学在学中などに資格を取ろうと思っている人もいるとは思いますが、「eco検定」「技術士補」などの資格と比べて段違いに難しいので、持っていればかなりのアピールになるに違いありません。
しかし、それ以外の業種では「?」。一般の人はそもそも環境計量士という資格の存在すら知らないでしょう。
他業種に行く可能性が高いのなら、環境計量士と同程度の合格率(15%)の宅建を取ったほうがまだつぶしがきくと思います。
反面、環境計量士の資格を持っていなくても、環境分析の仕事には就けます。実際では入社してから資格の取得を目指している人の方が多いと思います。
苦労して環境計量士の資格を取るのかは対費用効果を十分に考えてから決めましょう。